32の疑問と一次資料
生成AIについて、
根拠から考える。
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生成AIをめぐる疑問を、日本法を中心に解説します。個別の法律相談ではありません。各記事には一次資料へのリンクを付け、説明の条件と限界を示しています。記事の最終更新日:2026-10-27(日本時間)。
よくある誤解
- 01
生成AIは、使うだけで犯罪になる?
日本で生成AIを使ったという事実だけでは、犯罪は成立しません。
解説を読む → - 02
許可も対価もないAI学習は、すべて「盗み」?
日本では、許可や対価がないという理由だけで、すべてのAI学習を著作権侵害とすることはできません。
解説を読む → - 03
AIを使った作品には著作権がなく、自由に転載できる?
AIを使っただけで、作品の著作権がすべて失われるわけではありません。
解説を読む → - 04
「AI学習禁止」と書けば、あらゆる学習を禁止できる?
日本では、反対の表示だけで、法律が認める許諾不要の利用をすべて禁止できるとはされていません。
解説を読む → - 05
画像をAIに入力するi2iは、追加学習で、常に違法?
通常のi2i(画像から画像を生成する処理)は、既存モデルを使う推論で、追加学習とは別です。
解説を読む → - 06
一部の侵害があれば、AI利用者全員が加害者になる?
一部の開発者や利用者による侵害から、AI利用者全員の法的責任は導けません。
解説を読む → - 07
AIの出力は、学習画像を切り貼りした「盗品」にすぎない?
代表的な潜在拡散モデルは、元画像の断片を検索して貼り合わせる装置ではありません。
解説を読む → - 08
AIで作ったように見えれば、作者を犯罪者と呼んでよい?
「AIらしく見える」だけでは、作者を犯罪者と断定する根拠になりません。
解説を読む → - 09
AIを使った表現は人間の創作ではなく、挑戦する価値もない?
AIを使ったという理由だけで、人間の創作的な関与まで否定することはできません。
解説を読む → - 10
AIは電力を使うのだから、すべての利用をやめるべき?
電力を使う事実だけから、すべてのAI利用をやめるべきだとは結論できません。
解説を読む → - 11
EUのAI法は、生成AIによる創作を全面禁止した?
EUのAI法は、生成AIによる創作を一律に禁止する法律ではありません。
解説を読む → - 12
米国の判決で、AI学習はすべて合法、またはすべて違法と決まった?
米国の個別の判決から、すべてのAI学習の合法・違法を一括して決めることはできません。
解説を読む → - 13
中国でも生成AIは全面禁止され、使う人は全員違法?
中国の生成AIサービス規則は、すべての生成AI利用を全面禁止するものではありません。
解説を読む → - 14
学習への利用をオフにすれば、過去のデータもモデルの記憶も消える?
学習利用を断る設定、保存データの削除、学習済みモデルへの反映は、別の処理です。
解説を読む → - 15
著作権がなければ、他人の顔や声を無断で再現してよい?
日本では、著作権の対象でないことだけを理由に、他人の顔や声を自由に利用できるとは言えません。
解説を読む → - 16
画風が似ていれば著作権侵害? 画風なら何をまねても自由?
日本では、アイデアにとどまる画風の共通性と、具体的な創作的表現の利用を分けます。
解説を読む → - 17
AI事業者は、学習に使った全作品の一覧を公開する義務がある?
学習内容の公開要約、当局への資料提供、個別の照会への対応は、全作品の一覧公開と同じではありません。
解説を読む → - 18
AIの表示やウォーターマークがあれば、権利侵害の有無も分かる?
生成方法についての表示は、著作権侵害や本人の同意の有無を証明するものではありません。
解説を読む → - 19
AI生成物の商用利用は全部禁止? 有料なら何でも売れる?
AI生成物の商用利用を一律に禁止する説明も、支払えばすべて自由という説明も正確ではありません。
解説を読む → - 20
AIを使うと、創作の技能は必ず衰える?
AI利用だけで創作の技能が必ず衰えるとも、必ず伸びるとも言えません。
解説を読む → - 21
AI検出器が「90%」と出したら、作者の不正は証明できる?
検出器の数値だけで、作者の不正が証明されたとは判断できません。
解説を読む → - 22
AI作品にブランド名やロゴが出たら、それだけで商標権侵害?
日本では、作品にブランド名やロゴが含まれるだけで、商標権侵害が決まるわけではありません。
解説を読む → - 23
オープンウェイトなら、モデルを改変・再配布する条件もない?
ウェイトが公開されていても、改変や再配布の条件がなくなるわけではありません。
解説を読む → - 24
法律で禁止されていなければ、公募・学校・依頼でもAIを使ってよい?
法律上の適法性と、提出先が認める制作方法は別に確認します。
解説を読む → - 25
自分が持つ資料なら、個人情報をAIサービスへ入力してよい?
資料を持っていることや著作権上の許可だけでは、個人情報を外部サービスへ入力してよいとは判断できません。
解説を読む → - 26
自分の透かしや電子署名を付ければ、生成物の著作者だと証明できる?
透かしや電子署名は制作記録を確かめる手掛かりになりますが、それだけで著作者や著作権者が確定するわけではありません。
解説を読む → - 27
AI音声を使うとき、本人の許可は誰から何について得る?
声の本人への同意確認、録音や台本の権利処理、音声サービスの利用条件は別々です。
解説を読む → - 28
AIが作った引用文は、出典リンクがあればそのまま使える?
リンク先が実在することと、そこに引用した文や根拠があることは別です。
解説を読む → - 29
学習画像を取り出した研究の数字で、全生成物の類似性が分かる?
特定の条件で画像を抽出した件数は、全生成物が似ている割合や、著作権侵害の割合を表しません。
解説を読む → - 30
ローカルでAIを動かせば、データは一切外へ送られない?
モデルの推論を手元で行うことだけでは、アプリ全体に外部送信がないとは保証できません。
解説を読む → - 31
二次創作ガイドラインに「AI学習禁止」「AIへの入力禁止」とあれば、自分で楽しむ使い方も禁止される?
ガイドラインに書いても、法律が許諾なしで認めている使い方は禁止できません。
解説を読む → - 32
作品を参照(リファレンス)としてAIに入力するのは、学習?
参照としての入力は、学習ではありません。
解説を読む →
筆者の考え
ここから下は事実の説明ではなく、筆者の考えです。上の解説とは分けて置いています。