生成AIのよくある誤解

筆者の考え / 01

学ぶことに、罪はない

これは事実の説明ではなく、筆者の考えです。法律や仕組みの説明は「よくある誤解」の各解説にあります。

筆者の考え

学ぶことそのものに、罪はないと考えています。

更新:2026-10-28(日本時間)

人も、先人に学んで作ってきた

同じ時代の絵の描き方が似通うこと、好きな作品の二次創作から描き始める人が多いこと。どちらも、作り手が先人の作品に学んでいる証しです。漫画やアニメは、最初の世代の作り手が世を去るほど長く続いてきました。今の作り手が、誰の影響も受けずに一から作り上げた、と言うのは無理があります。

そして、学んだ相手のひとりひとりに許可を取る、という慣習は、これまでありませんでした。日本の法律も、作品を AI の学習に使うことを、原則として許可なく行えるとしています。例外もあります(解説02・04)。

出力から学ぶことを規約で禁じるのは、筋が通らない

いくつかの AI サービスは、利用規約で、出力を使って競合する AI を作ることを禁じています。手に入れた作品からは許可なく学んでおきながら、自分の出力から学ばれることは規約で禁じる。筆者には、筋が通らないように見えます。

直接競合する事業のために写されたくない、という事情は分かります。けれど、そうでなければ、出力からも自由に学べるべきだと考えます。(これは筆者の意見であり、筆者が使うサービスの規約を守らない、という意味ではありません。)

隠された知識は、失われる

学ばれたくない知識は、隠され、いつか失われてしまうかもしれません。それより、必要な人に受け継がれる道が残っているほうがいい、と筆者は考えます。ただし、個人の情報は別です(解説25)。

関連する説明

事実と根拠は、次の解説にあります。